粛粲宝美術館 サテライト企画

隈研吾建築×内海聖史・卯野和宏

「芋づる画廊」
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HOSHIIMONO 100 Cafe 2F 展示イメージ

内海、卯野の絵画1点ずつを「HOSHIIMONO 100 Cafe」に展示し、月に一度の頻度で絵画1点を交互に入れ替えしていきます。

茨城県境町にある「HOSHIIMONO 100 Cafe(ホシイモノヒャッカフェ) /隈研吾設計」は、「S-Gallery 粛粲宝(シュクサンポウ)美術館/隈研吾設計」の複合施設として近接した場所に建てられています。境町の歴史的な画家である粛粲宝と境町出身の現存作家・内海聖史と卯野和宏による作品とを導線上で融合させることで境町の文化芸術の不易流行を体現し、境町で文化芸術が生まれ続けていく不変さを新たな価値として発信することを試みます。

隈研吾建築にみる特徴的なところは周囲環境や自然との融合、簡素さに内包する虚の要素による自由な発展性などが挙げられます。境町で育った両作家の絵画を境町の環境に基づき建てられた隈研吾建築で展示することの親和性と虚との融合から、日常空間で芸術をより身近に感じること、暮らしにおける心の豊かさを広げる助力となることを目指します。また、展示作品は販売可能のものとし、売り上げの一部を境町の文化芸術振興にあてることで町の発展に繋げることを目指します。

※不易流行(ふえきりゅうこう):松尾芭蕉の宇宙観。絶えず変化(流行)しながら、実は不変(不易)であるということ。自然観、人生観でもある。「流行=不易。変化を取り入れていくことこそが、永遠に変わらないことでもある」ということ。


「芋づる画廊」とは

毎月片方の作家の作品が掛け替えられ、店内飲食スペースの景色が毎月変化します。それは、境町がお茶が名産地であるため、茶道の「一期一会」の理念に通じ、境町を流れる利根川の流れのように絶えず文化が流入することを目的とします。和歌に「連歌」という複数人で歌を詠み重ね続ける形式がありますが、そのように展示された作品が、お互いの作品や建築、またその時の季節や時勢なども含め変遷し続けます。その有様を、干し芋専門のカフェに習い「芋づる」と命名し、その芋づるを行う場を「芋づる画廊」として一定期間運用いたします。


HOSHIIMONO 100 Cafe(ホシイモノヒャッカフェ)
茨城県猿島郡境町1459-1
TEL:0280-33-3118
営業時間:平日11:00〜17:00/土日祝10:00〜18:00(定休日:火曜日)


           





画像:PRTIMES 境町役場(2021年5月29日記事より)

S-Gallery 粛粲宝(シュクサンポウ)美術館

茨城県猿島郡境町坂花町1455ー1
TEL:0280-23-4148
営業時間:10:00〜17:00(定休日:月曜日・火曜日)
料金:330(税込)


       



画像:PRTIMES 境町役場(2020年9月2日記事より)

交通アクセス

   




境町〜東京駅 高速バス情報

片道運賃:1,700円(小人850円)/ICカード利用1,600円(小人800円)

最短90分で境町高速バスターミナルから東京駅に到着します。
上り便は王子駅を経由しますので、乗り換えにも便利です。
1日16便(往復8便)の幅広いダイヤにて運行します。
境町高速バスターミナルから、町内を巡る「自動運転バス」に直結しています。
バスにはトイレ、大型トランクルームが付いています。
全席に充電コンセント(またはUSBタイプの充電コンセント)が付いています。


   



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